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子宮頸癌ワクチン実験で9歳の子供をマウス扱いするか?(写真)
2015年 1月 15日22:15 / 提供:新華夏

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 米国の医薬品大手、MSDの新しい子宮頸癌ワクチン「Gardasil」は2014年末に米国食品医薬品局(FDA)で登録した。ただ、医師はインドで、最小9歳の子供をマウス扱いし、実験を行い、しかも、子供の親がそれを知っていないことを明かした。

 

 台湾紙「中国時報」の14日付の報道によると、Aman Dhawanさんは、2010年にワクチン実験を受けた。健康だったDhawanさんはワクチン実験を受けると、食欲不振による体重減少に変わり、体力は以前から弱くなった。

 

 Dhawanさんは「お母さんがそれを注射すると、病気を治すと言ってくれたが、注射後、徐々に痩せて、しかも、力が抜けていった」と語った。

 

 Dhawanさんはこのワクチンの接種を数回受け、家族はそれぞれ200-1000ルピーの報酬を獲得した。医師はワクチンが病気を治すと指摘した。この事件が公開されると、子供がマウス扱いされたことが明るみに出た。実験を受けたほかの人もめまいやうつ、食欲不振などの副作用を訴えた。

 

 インドの医師は患者が内情を知っていない中、Dhawanさんを含む子供44人に向け、新薬を投与したと疑われた。ただ、同医師は隠したことを否認した。MSDは不法な行為を否認したが、子供を新薬実験に用いると指摘されたことで、インド最高裁の公聴会に出頭することを求められる。